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最初の瞬間のすごく小さなエラー

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バス停でバスを待っているとき、ふと見上げると、雨よけの屋根の上に看板があった・・・ように見えたのは一瞬で、広告ディスプレイがガラス屋根に反射している虚像だと、次の一瞬で認識は改まった。

最初の瞬間、たしかに看板が「ある」と感じた錯覚の理由は、どうやらガラス屋根のデザインに根拠がありそうだ。ガラス屋根にはストライプの不透明な線が入っている。一部が透過のレイヤーにみえる視覚の効果によって「反射してる」と思う前に「透けて見えている」とうっかり思ってしまったのだろう。

すぐさま「暗い場所にあるガラスは鏡のようになる」という当たり前の経験知によって認識は自動で補正された。けれども、最初の瞬間のすごく小さなエラーは、いかに日常を「当たり前」が自動補正しているかを認識させてくれた。